FILMシートは新人教育に使える
toiee Labミワです。
最近、驚くことがありました。
新人教育にFILMシートを使ったところ、その新人が恐ろしい勢いで成長しました。
そんなに仕事ができるようになると私の立場がなくなるので、FILMシートを取り上げようか迷っています。それほど急成長しています。
社員がなかなか育たない
という経営者、上司の方、ぜひFILMシートをご利用ください。
toieeLab に、強者現る
3月からtoiee Labに新しい仲間がやってきました。toiee Labリサです。
toiee Labは現在新メンバーの募集はしていないのですが、彼女はお問い合わせフォームからエントリーシートを送りつけてきました。そして、空いていなかった座席をこじあけ、晴れてtoieeLabのメンバーに加わった強者です。
採用予定がなかったのに、わざわざ彼女のために席をあけて採用したくらいだから、とても仕事ができる子なのかと思いませんか?
全然でした(笑)
「頑張ります!」が口癖
全然というと語弊がありました。
彼女は、好奇心旺盛で、食わず嫌いせずに何でも喜んで学びます。ネットや本から知識を収集することにおいては、toieeLab内では亀田に続くほど長けています。とても助けられています。
しかし、学習欲が高く、調査力がありすぎるために、困ることもあります。
それは、なかなか仕事をカタチにできないことです。
例えば、メール作成をお願いした時のことです。
読書会(いろんな読書法を試すワークショップ)の開催報告メールを書いてとお願いをしました。
1週間経ってもメールは完成せず、痺れを切らした私は途中で良いから見せて伝えました。そこで、出てきたのは、たった数行の文章・・・ではなく、A4用紙10ページに渡る長文でした。メールというか、報告書でした笑
そこには、A4 10ページびっしりに「読書会のコンセプト」「理解するという言葉の定義」「toieeLabのミッション」などなど、読書会だけでなく、それを理解するために必要なあらゆることについての説明がまとめられていました。
彼女に起こったことは、こうです。
メール作成をお願いされた「よっしゃー、頑張ろー!」
(いつも以上に張り切って準備をする)
まず、文章を書くための本を買って読み、仕事術の本を買って読み。
よし、知識は手に入れたぞ。書くか
書く
読書会について伝えるとなると、読書会って何って話を書かないとな。
いや待てよ、その前に学習についての話もいるんじゃない?そもそも、わかるってどんな現象のことをさすんだ?漢字の語源から遡ると分かるんじゃない?
てか、これを開催したtoieeLabについても知りたいんじゃない?じゃあ、ミッションも・・・
こんな調子で調査をし、A4 10ページに渡る報告書が出来たのです。
・・・
上記のようなことは、よくあることです。
一生懸命やっているけど、頑張る方向が違う。
先輩の本音はこうです。
「学習欲、調査力があるのは素晴らしい。そのまま伸ばして欲しい。」「しかし、目の前の仕事も出来て欲しい」「しかし、それを言って傷つけたくないし、嫌われたくない」
そんなとき、傷付けず、嫌われず、強みを活かして働いてもらえる方法があると嬉しいですよね。
あります。
それが、「FILMシート」です。
「全く検討もつかない何か」が原因
空回りしている時は、本人も周りも原因が分かっていません。そのため、本人1人で解決策を考えるのは、難しいです。分かっていたらやっているはずです。また、仕事の依頼者(私)が、あらかじめ分かっていることであれば伝えています。
仕事の依頼者も、依頼された側も「全く検討もつかない何か」が原因でうまくいっていません。
それを見つけるのに役立つのが、FILMシートです。
やることは簡単です。
何か仕事を始める前に、一緒にFILMシートを書く(本人に書いてもらうと良い)
です。
例えば、先のメール作成の仕事を例に話します。
・・・・
書き進めていくうちに長文になってしまったので・・・
「具体的にどう書くのか?」は、以下の記事でお伝えします。
toieeLabみわ