バラツキを理解し、子育てを行う(後編)
音声の概要:
発達の話
「何年生になったら、これができる」「何歳になったら、これができる」という平均の話がある(研究者も罠に掛かる、発達の平均)。
例、ハイハイの話。アフリカの民族の子どもは、ハイハイを一切しない。なぜなら・・・。
でも、身体能力は日本人より高い。
16 ~ 18歳は、身体能力の成長にバラツキがある。気にしなくていい。
メッセージ
子育てをするときに平均と比べない。周りと比べない。それよりも、各人が持つ個性に目を向けるべき
亀田家の話
学校の先生が他の生徒より、息子の字が汚いことを気にした(平均より汚いという判断)。学習支援教室に入るよう案内された。
でも、図工の時間に線を綺麗に書いたり、授業を受けたりはできる。先生に、なぜ支援教室なのか理由を聞くと答えられない(先生が悪いわけではない。心配をして提案してくれた)。
本を読むのは大人よりも早いし、問題はないと判断。
先生に言われたことを鵜呑みにするのではなく、子どもを見る。その子の個性を伸ばすように、親がサポートするのが大切。